連日のように世間をにぎわす電子書籍。
そんななか、マイクロソフトが電子書籍のバリアフリー化を目指して活動を開始しました。
電子書籍がWordでつくれてしまうというアドインを無償提供してくれることになりました☆彡
今回の取り組みは、DAISYコンソーシアム(本部:スイス)、日本障害者リハビリテーション協会とマイクロソフトが協力して行う取り組みです。
DAISYコンソーシアムは、視覚障碍者や読字障碍者でも読書が可能できる電子書籍フォーマット「DAISYフォーマット」を策定していて
このフォーマットを使用することによって、文章を音声で読み上げたり、読まれている文章のハイライト表示が可能となるものです。
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マイクロソフトでは、このフォーマットを手軽に利用できるよう、「DAISY」形式の文書を、ワープロソフト「Word」で作成できる
アドインソフト「DAISY Translator」の日本語版を無償で提供、日本障害者リハビリテーション協会のサイトから
ダウンロードできるようになりました。
今後、このアドインソフトを使った学習教材作成の講習会などの活動も実施されるようです。
アマゾン、マイクロソフトと特許クロスライセンス契約を締結しKindleでの活用も視野に入っているようです☆彡
~DAISY Translatorサイトより~
“DAISY”(Digital Accessible Information System)は、アクセシビリティ(障がいを持つ人も含め、誰もが支障なく利用できること、使いやすいこと)を大きな特徴とするDAYSYコンソーシアムが策定した国際的な電子書籍フォーマットだ。テキストの音声読み上げや読み上げ部分のハイライト表示、文字の拡大/色の反転操作──といった機能・仕様も標準で盛り込まれ、欧米各国においては、すでに障がい者向け電子教科書や電子書籍の標準フォーマットとして採用されている。