茶道で用いられる茶道具には
素晴らしい名品がたくさんあります。
そんな茶道具の美しさと歴史に
改めて感じられる展示会が開催されています。
◆ 数寄のデザイン ◆
会期:開催中~2020年3月8日(日)
休館日:月曜日
入館料:大人1,000円/小中学生400円
会場:サンリツ服部美術館
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
茶の湯では、趣向を凝した道具が多く使用されています。
これは、客の眼前で茶を点て、実際に手に触れて
拝見することから、美的要素が求められたためと考えられます。
茶道具は実用品であると同時に
かたち・色・文様・素材など、道具のひとつひとつに
見どころがあります。
茶道具には歪みや疵といった茶の湯独特の美だけでなく
当時の流行のファッションや舶載の食器などからも
影響を受けた魅力溢れるものも多くあります。
今回開催中の展示会では、そうした茶道具の
造形美について触れることができます。
茶の湯を嗜む人だけではなく
茶の湯の世界を知らない人でも
茶道具の世界に触れられる内容です。
この機会に、奥深さについて知りたいですね。
Sunritz Hattori Museum of Arts