広告の概念を大きく変える
一つのきっかけとなったアートディレクターさんの
展示会が開催されています。
◆ SURVIVE – EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか ◆
会期:前期/開催中~2021年1月23日(土)
後期/2021年2月3日(水)~2021年3月19日(金)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1
入場料:無料
開館時間:11:00~19:00
休館日:日曜・祝日
https://www.dnpfcp.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000761
資生堂、パルコ、角川書店などのアートディレクター(AD)として
広告界にセンセーションを巻き起こし、当時世の中にある
「女性」のイメージをことごとく覆し1980年代の「女の時代」到来の
布石を打った石岡瑛子さんの展示会が開催されています。
彼女のような個性的なアートディレクターの出現によって
広告は商品の顔ではなく、企業の顔を明快にアピールするもの
「ものを宣伝するのではなく
現象(生き方=思想)を広告宣伝する」という風潮ができました。
今回の展示会では石岡瑛子さんのデビューから
1980年代のニューヨークへ渡るまでの日本の仕事に
焦点が当てられています。
前期は資生堂やパルコなどの広告キャンペーンの名作を中心に
後期は映画や演劇のポスターを始め、今まであまり見る機会がなかった
グラフィック・アート作品などが厳選されて紹介されます。
広告でありながらアートでもあり
その卓越した表現力に驚かされますね。
前期と後期で作品が入れ替えられます。
訪れる方は会期に注意して下さい。
(C) DNP Foundation for Cultural Promotion